こんにちは、現役沖縄フリーランスエンジニアのmahです。
このブログでは、
僕がIT未経験から約1年でフリーランスエンジニアになるまでの過程、
ノウハウなどを書いていきます。
今回は、
- フリーランスの悩み解決にはフリーランスエージェントを使えば良い?
についてです。
フリーランスは自由と独立性を追求する素晴らしい生き方ですが、その道のりには悩みや不安がつきもの。
不安定な収入、クライアントの支払遅延、市場での競争激化、仕事とプライベートのバランス、各種税金の複雑さ、そして孤独感など、挙げればキリがありません。
悩めるフリーランスにとって、フリーランスエージェントは悩みや不安を解決してくれる救いの手の一つです。
しかし、フリーランスエージェントでは解消出来ない悩みも当然ありますし、利用することで制約やストレスが生まれることもあるでしょう。
この記事では、フリーランスエージェントを活用することで解決可能な悩みと、解決出来ない悩み、それぞれの解消方法について解説します。
自身のビジョンと状況に合わせ、フリーランスエージェントを利用すべきかどうかチェックしてみてください。
フリーランスの悩み解決にはフリーランスエージェントを使えば良い?
【最初に結論】
最初に結論です。
フリーランスエージェントに解決できる悩みと解決できない悩みがあります。
僕の体感では7割くらいの悩みや不安は解決出来るので、順に説明していきます。
フリーランスエージェントで解決出来る悩みと、解決方法
まず、フリーランスエージェントで解決出来る悩みと、その解決方法です。
1. 安定した収入について
1つ目は、安定した収入について。
クライアントの支払い遅延
支払い遅延が常態化しているクライアントの場合、毎月のキャッシュフローが安定せずストレスになります。
要望・期限通りに納品したのに、相手(企業)が料金払ってくれないとか、払う日が数ヶ月先とか、勝手に値切られたりしたら、下請代金支払遅延等防止法に引っかかる可能性あるから中小企業庁とかにチクるといいぞ〜!
https://x.com/sasamori_sasami/status/1429729686611927042?s=20
フリーランスエージェントを利用すれば、毎月決まった支払サイトで報酬を受け取れるため、顧客の支払い遅延で悩む必要はありません。
「知人で、直で案件を受けていて支払遅延で揉めてるツイートを頻繁にする人がいるので、気の毒だな...といつも思って見ています。
僕ならそこに意識を割きたくないので、よほど切れない関係でなければ即切りますね...」
支払いサイトの早いエージェントなら資金繰りもしやすいので安心ですよ。
支払いサイトの早いフリーランスエージェント
フリコン => 支払いサイト「15日」
レバテック => 支払いサイト「15日」
テックビズフリーランス 支払いサイト => 「20日」
ココナラテック(旧:フリエン) => 前払いサービスを使うと、業界最速クラスの支払いサイト「3日」。デフォルトは60日でかなり遅め。
病気や家庭の事情などによる収入喪失
病気や急な家庭の事情など、仕事を一時的に停止しなければならない場合、収入の喪失が懸念されます。
フリーランスは悩みが尽きない。「次の仕事が保証されない」「最近の技術に追いつかない」「月収0円の月がある」「自己管理が必須」「福利厚生がない」「怪我や病気で収入が0」とにかくフリーランスは悩むことだらけ
https://x.com/kiyopon511/status/1588092602636595200?s=20
フリーランスエージェント、またはフリーランスをサポートする団体等が「独自の傷病保障保険」を提供している場合があるので、色々調べてみると良いです。
ITフリーランス専用保険
https://note.com/aitf_note/n/na60c92159529#0eb12885-1e22-49fb-9e61-781e1e2938ce
フリーランス協会
健康保険と年金の問題
会社から提供される保険や年金の恩恵を受けられないため、どちらも自己負担が必要で、財政的な不安がつきまといます。
実際フリーランスになって一番ビビるのが国民健康保険料の通知書が来たときです。 年金はまあそこまでびっくりする金額じゃないけど、国保はやばい。 サラリーマンのありがたみが分かるよ。
https://x.com/kou_xyz/status/1715235134994272573?s=20
最近では、フリーランスでも社会保険などに加入出来るサービスがあるようです。
「ただし、法律的にグレーだという口コミや評判も多いので、まずは十分調査をすることをおすすめします」
2. 営業について
2つ目は、営業について。
営業とマーケティングの難しさ
フリーランスには突然の契約終了が付きまとうため、都度新しい案件を探し、獲得していくスキルが必要にあります。
また、営業やマーケティングスキルを持たないフリーランスは、自身のスキルやサービスの価値をアピールに苦戦し、案件獲得に時間がかかる場合があります。
1年以上の継続発注が打ち切りになるとメンタルが不安定になると思います。 安定していた収入がなくなり、新規案件が見つかるまで時間がかかる。 クライアントワークを長くやっていれば必ず通る道。前向きに新しい案件を探しましょう。
https://x.com/YUTA290909/status/1715473194801668396?s=20
自分より圧倒的に稼いでいる人が 営業を頑張っているので自分もやらないとなと危機感MAX😄 営業や集客って難しい... フリーランスの課題ですね😃 (営業マンってChatGPTに聞いたら 変なところに座っている人が出てきた)
https://x.com/sumomo3315/status/1715677990976364821?s=20
フリーランスの現実 【仕事の安定しなさ】 フリーランスエンジニアは、常に新しいプロジェクトを見つける必要があります。クライアントとの契約が終了した後、次の仕事が確保できなければ、収入に影響が出る可能性があります。競争も激しくなっており、求人案件の取得も容易ではありません。
https://x.com/takechanCEO1979/status/1704666706000671154?s=20
フリーランスエージェントに営業を依頼すれば、途切れることなく案件の紹介を受けられるので、安定した仕事と収入を得ることが出来ます。
さらに、取り扱い案件数の多いエージェントや、リモートワークに特化したエージェントなど、自身の働き方にマッチしたエージェントを使うことで、より安定して案件獲得が可能ですよ。
「営業は営業のプロに任せて、あなたはスキルアップやプライベートに費やす時間を増やしましょう」
案件数が多い or リモートワークに特化したフリーランスエージェント
ココナラテック(旧:フリエン) => 20000件前後の案件を掲載。東京だけでなく関西や九州、東海エリアも対応
レバテックフリーランス => 業界最大手。多い時で5万件以上の案件を掲載
リモグ => リモートワーク専門。地方はもちろん海外からの案件参画者も多数
フレキシー => 週3前後や、技術顧問案件など、フレキシブルに働ける案件に強み
3. 仕事とプライベートのバランスについて
3つ目は、仕事とプライベートのバランスについて。
仕事とプライベートのバランス
フリーランスは仕事とプライベートの境界を保つことが難しく、仕事に費やす時間が過剰になり過ぎ、生活やメンタル面が不安定になりやすいです。
フリーランスになって思うこと。「自己管理が1番大変」という事。会社なら嫌でも出勤はあるから、朝起きる。時間ができるとある意味つらくて。自分でプライベートも仕事もバランス保たないと疲れる。休みすぎちゃう。作業もしすぎちゃう
https://x.com/pusa_log/status/1534286836712976385?s=20
フリーランスエージェントに稼働時間の希望を伝えたり(例.月間140〜180時間など)、週1〜4などの案件に参画することで、働き過ぎの状態になることはある程度防げます。
また、業務量が多過ぎり、スキルに合わないタスクを割り振られたと感じる際は、フリーランスエージェント経由でクライアントに調整してもらうのも一つです。
孤独感
オフィスでの仕事がないため、孤独感を感じることがあり、コミュニケーションや社交活動への欠如がストレスの原因になります。
フリーランス、ライターというのは孤独ですね。 もともと1人でも大丈夫なタイプなんですが、なんだろう、あぁこういう感じか😐という孤独感に気づいてきました。
https://x.com/mikifreeeee/status/1530895572218961922?s=20
エージェントがフリーランス向けの勉強会や交流会を開催している場合があるため、そこに参加することで孤独感を減らすことが出来ます。
「常駐案件 or ハイブリッド(常駐とリモート混在)案件を紹介してもらい、リアルなコミュニケーションを大事にしているプロジェクトで仕事するのも手です。
(ハイブリッド型の案件は結構増えてきています)」
4. 技術や税金関係の学習について
4つ目は、技術や税金関係の学習について。
技術の進化
業界の技術やツールが急速に進化するため、継続的にキャッチアップする学習時間が必要になります。
時間をかけて習得した技術が陳腐化するのはよくある話で、直近だけでもIEのサポート終了、GA4への移行など、大きなインパクトを与えるイベントがいくつも発生します。 Web業界でフリーランスを目指す方は学習だけで身につかない実務経験をどう身につけるかがポイントになってきます
https://x.com/ryota_mura_kami/status/1526426134447271937?s=20
定期的に勉強会を開催しているフリーランスエージェントを使うか、技術勉強会や読書会などを定期的に開催しているプロジェクトを紹介してもらうと、仕組みとして学習時間を確保できるのでおすすめです。
税金の複雑さ
税金の計算や申告が複雑なため、それらの学習をする時間や税理士費用が必要になります。
インボイス制度の問題点は、フリーランスの死活問題どころではなく、全事業者の実務的な複雑さにあるんだよ。 税金の計算はシンプルであるべき。
https://x.com/kouhukuhiyoko/status/1693066834256507351?s=20
フリーランスや自営業者には税理士費用を払うのが大変な人たちも多いし、よしんば費用の問題はクリアできたとしても、税理士だけでは賄えない。日本で消費税にインボイス制度を導入できる条件などない。
https://x.com/Raven_6_trpg/status/1663499834656190466?s=20
税務関連のアドバイスやサポートを提供しているフリーランスエージェントを利用すれば、税理士を探す時間や費用を削減できますし、スキルアップやプライベートの時間を確保することも可能です。
税務関連のアドバイスやサポートを提供しているフリーランスエージェント
テックビズフリーランス(NKC ASIA) => 日々の記帳から確定申告まで全て無料で対応
techadapt(テックアダプト) => 税理士費用を、10万~20万円程度まで負担
pe-bank(pebank) => 青色申告フルサポート、仕訳から申告まで全て丸投げプラン、ジョブカンの無償利用 or 割引利用など
ココナラテック(旧:フューチャリズム) => 経費計上のアドバイスや、税理士紹介
ポテパンフリーランス => 専属の税理士やフィナンシャルプランナーのサポート
税理士紹介、確定申告サポートがあるフリーランスエージェントについては、下記記事で解説しているのでチェックしてください。
5. クライアントとのコミュニケーションについて
5つ目は、クライアントとのコミュニケーションについて。
クライアントとのコミュニケーション
クライアントとのコミュニケーションがスムーズにいかない場合、プロジェクトの遅延を招いたり、要求が不明確な場合にはストレスが生じます。
契約面でのやり取りをする時も、「直接は言いにくい...」といったやり辛さを感じることもあるでしょう。
自営やフリーランスに憧れるけど、自分で顧客とコミュニケーション取らないといけないから無理なんよな(そもそも開業できるようなスキルないけど) 社外の人と話したくないw
https://x.com/gi_sa090/status/1574963340006543362?s=20
フリーランスエージェント経由で仕事を獲得することで、クライアントとの面倒なコミュニケーションに取られる時間を削減出来ます。
フリーランスエージェントで解決出来ない悩みと、その解決方法
続いて、フリーランスエージェントで解決出来ない悩みと、その解決方法です。
働き方の制限
フリーランスエージェントを通じて参画すると、独立性が一部制約され、自身のスケジュールや働き方を制限されることがあります。
「例えば、社員さんの勤務時間内での稼働を求められたり、作業場所の制限(自宅のみ可、カフェやコワーキングスペースは不可など)、勤怠管理システムの入力などを義務付けられるなど。」
フリーランスエージェントを使わずに案件を獲得すると、柔軟なクライアントを見つけられる可能性が高まるでしょう。
自身で案件を獲得していくためには、下記のような手段が考えられます。
例.
自身のブランドを構築し、ウェブサイトやSNSを活用して自己マーケティングを強化する
フリーランスコミュニティ等で交流を深め、新たなプロジェクトやクライアントを見つける
同業他者と連携し、個人では受けることが難しいプロジェクトを共同で受注する
個別交渉の制限
フリーランスエージェントとの契約条件によっては、単価面や労働環境など、クライアントとの個別交渉が難しくなることがあります。
解消するためには「プロジェクトや働き方の制限」と同様、下記のような手段が考えられます。
例.
自身のブランドを構築し、ウェブサイトやSNSを活用して自己マーケティングを強化する
フリーランスコミュニティ等で交流を深め、新たなプロジェクトやクライアントを見つける
同業他者と連携し、個人では受けることが難しいプロジェクトを共同で受注する
収入の制限
フリーランスエージェントを通じて仕事を受ける場合、発注単価から数%〜30%のマージン(手数料)を徴収されるため、その分収入が減少します。
マージンで搾取されず、収入を最大限獲得するには、下記のような手段が考えられます。
例.
定期的に単価交渉を行う
資金調達にクラウドファンディングを活用する
出来るだけマージン率の低いフリーランスエージェントを利用する
フリコン => マージン率「5%〜10%」
Engineer-Route(エンジニアルート) => マージン率「5%〜10%」
Bizlink(ビズリンク) => マージン率「5%〜10%」
pe-bank(pebank) => マージン率「8%〜12%」
Midworks(ミッドワークス) => マージン率「10%〜15%」