
mah(まー)です。
2019年1月以来、4年半ぶりにスリランカ旅行に来ています。
滞在期間は2023年6月末〜2023年7月末の1ヶ月で、今回で9回目のスリランカ。
初めて聖地として有名なKataragama(カタラガマ)に行きました。
コロンボからかなり遠いので敬遠していましたが、4年ほど前に高速道路がカタラガマまで伸びて行きやすくなったので今回突撃。
カタラガマの中心地から少し離れたホテルに泊まりました。
宿のご飯はとても美味しく、静かで眺めも良かったのですが、いくつか気になる点があったのでシェアします。
皆様のスリランカ旅行の参考になれば幸いです。
【2023年】Mailagama Cinnamon Residence。シナモン畑が広がるセラカタラガマのホテル【Sri Lanka】
- 【2023年】Mailagama Cinnamon Residence。シナモン畑が広がるセラカタラガマのホテル【Sri Lanka】
Mailagama Cinnamon Residenceとは?
Mailagama Cinnamon ResidenceはSella Kataragama(セラカタラガマ)にあるホテルです。1泊は約5000〜6000円くらい。(食事は別料金)
Instagramの公式アカウントもあります。
場所、行き方
Mailagama Cinnamon ResidenceはKataragama(カタラガマ)の中心から5kmほど西の、セラカタラガマというところにあります。
僕はアハンガマという所からPickMeでタクシーを呼んで、高速道路を使って行きました。料金は約17000〜18000スリランカルピーで、約1時間半くらいです。

2018年か2019年頃にマータラからカタラガマまで南部高速道路が延長されたので、かなり早く行けるようになりました。

PickMeのドライバーさん、色々話が出来て楽しかったです。奥様が日本語の先生らしく、カタラガマに着いたら日本語でメッセージをくれました。

カタラガマに近づくにつれて乾燥した土地が広がっています。この辺りは「ワトゥラ ナェ(水が無い)」とのこと。

近くに水を引いているダムがあって、タクシーを停めて見せてくれてありがたかったです。

終点のマッタラ料金所。ETCは無く、現金支払いでした。(ETCはコロンボ〜カトゥナーヤカ間で活用されているみたいです。スリランカの高速道路プロジェクトを参照ください)

タクシー以外には、コロンボフォート〜カタラガマの高速バス(エアコン付き)を使って、そこからホテルまでトゥクトゥクに乗っても行けます。高速バスの料金は約2000スリランカルピーで、約5時間半前後。
僕は帰りにカタラガマ〜コロンボフォートまでこのバスを使いました。こちらの記事で解説しているのでチェックしてみてください。
その他、各地のローカルバスでもカタラガマまで行けますが、かなり時間がかかるので要注意です。
到着
Mailagama Cinnamon Residenceに到着。

敷地内。綺麗に整備されています。


色んなお花や果物の木があって、ジャックフルーツの木もありました。

夜のお庭も素敵です。

ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンクはキリテー。

ポットなのでたっぷり。

お馴染みのジンジャービスケットも久々に食べました。

客室
客室は3Fの5号室。

ドアに掛かっている、マグネット式のファスナーカーテン。蚊よけに凄く便利です。


お部屋はとても清潔でした。


もちろんエアコン付き。

お水は1Lのボトルが2本あり、無くなったら補充してくれます。

クリーニング済みのグラス。


WI-FIパスや滞在時の注意事項など。

浴室
浴室。トイレシャワーともに清潔でした。



テラス
客室前のテラス。

目の前に田んぼがあり、よく風が抜けて気持ちよかったです。

景色を見ながらキンブラバニスを食べてゆっくりしました。風の音と動物の鳴き声だけが聞こえる最高な時間。

シナモン畑もあります。

夕方の眺めもいい感じです。

3Fレジャースペース
3Fにはレジャースペースがあります。

子供が遊んだりヨガをするのにピッタリ。

ゆったりチェアもあるので昼寝にも良さそうです。

朝食
3泊しましたが、朝食は毎日食べました。
スタッフのジャナキさんの料理が美味しすぎるので、ご飯を食べに来るだけでも十分価値はあります。
朝食は1回目だけ8時、それ以外は7時半にしました。
7/12 カラワラホディ、マンニョッカ、ルヌミリス
テラスで食べます。緑が広がる特等席。

品数たくさん。

カラワラ(干し魚)ホディ。塩が強めですが、他の優し目の料理とのバランスが良くてとても美味しかったです。

ポルサンボルとフレッシュココナッツ。両方とも削りたてでフカフカ。


ルヌミリス。塩気と辛さのアクセントに。

マンニョッカ(キャッサバ芋)。ルヌミリスやココナッツと一緒に食べることが多いです。

バナナや食パン。僕はバナナがそこまで好きではないのと、パンもご飯が食べたかったのでスルーしました。

朝からご馳走で幸せです。

デルン දෙළුම් pomegranate
この日、デルン(දෙළුම්)というフルーツを食べました。

シンハラ語で「デルン දෙළුම්」、英名はpomegranateです。
カタラガマに来る前にBentotaの宿でデルンの話を聞いていて、
甘い
食べるのがメイン、ジュースにすることもある
凄く高い。大きさにもよるが1個800とか1000スリランカルピーするらしい
輸入物とスリランカ産がある
輸入物はインドやマレーシアで、実が大きい。スリランカ産のは小さい
カタラガマだとオールシーズン置いてあって、自転車でデルン売ってる人がいるとのこと
Bentotaの隣の街、Aluthgamaにもたまにある
とのことで、デルンは見たことが無かったので絶対見つけようと思っていました。
カタラガマに着いてマネージャーに聞くと、確かに街にありそうでしたが、結局カタラガマのローカルカデーやフードシティでは見つけられませんでした。
が、隣の大きい街Tissamaharama(ティッサマハーラーマ)に行くと、フードシティに置いてありました!

ただ、スリランカ産では無く輸入物のようで、高いです。100gは420スリランカルピーで、測ってもらうと915スリランカルピーでした。
「たけえ...笑」
まあ高いですが一度は経験として食べたいのでお買い上げ。ホテルに戻ってジャナキさんに切ってもらいました。

赤い色の実はほんのり甘く、シャキッとしています。
そして食べにくい!多分トウモロコシを一粒一粒剥がすより面倒くさい。
白い蜂の巣みたいなところは苦いです。
食べていく中で、これはジュースにする方が美味しいだろうなと思いました。(実を剥がすのは面倒くさそうですが笑)
ダラダラとお酒のつまみにするのでも良さそう。
デルン、食べれてよかったです。次はスリランカ産のが食べたい。
7/13 ピピンニャ、ボーンチ、イッソー
2日目の朝食。

やや塩が強めのパリップ。自分が作るパリップと近くて理想的でした。

ピピンニャ(きゅうり)サラダ。さっぱりしていて、逃がし役のいい仕事をします。

パッションフルーツの葉っぱ。葉っぱ最高。どのお家でも、絶対に1つは入れて欲しいとリクエストしていました。

アラ(ジャガイモ)とボーンチ(インゲン)。インゲンの苦味とジャガイモの塩気が絶妙で、小さく切ったジャガイモの食感も良かったです。今までジャガイモとインゲンはそんなに好きではなかったですが、味覚が変わって猛烈にハマっています。(特にインゲン)

イッソー(海老)。

この日は3杯食べてお腹が千切れそうになりました笑

腹一杯すぎたので、食後のマンゴーとキリテーは3Fテラスでゆっくり飲み食いしました。日記をつけながらフルーツや紅茶を頂く時間はこれ以上ない贅沢です。

7/14 デュール、カトゥルムルンガ、キリマール
チェックアウト日の朝食。マジでジャナキさんの料理は美味しいです。

デュール(ウッドアップル)ジュース。

砂糖を入れてない状態のものは初めてで、試しにそのまま飲みましたが別物レベルでした。
「いつもどれだけ砂糖入れてるんや、ってことですね…」
少しだけキトゥルパニを入れて最初に全部飲み切りました。
フルーツジュースは大好きですが、食後だとお腹いっぱいで飲めないので、食前酒的に最初に出してもらえるのは嬉しいです。
自分のと近い理想のパリップ。ポルキリ(ココナッツミルク)よりも、豆、カハ、アムトゥナパハの感じが強い。

カトゥルムルンガ。苦さがたまらん。葉っぱは外せません。

ピピンニャサラダ。

ポルサンボル。辛い。

キリマール。魚はケラワッラー(ツナ)。

昼前から、高速バスでコロンボへの6時間移動があるのでガッツリ食べました。

食後にはマンゴーとキリテー、いつものごとく部屋へ持ち帰り。
マンゴーは多すぎたのでフリーザーバッグに入れてバスの中で食べました。
スリランカに来る時はフリーザーバッグがあると便利です。
ディナー
7/11 パリップ、ラトゥアラ、ゴーワ
到着初日(7/11)だけディナーをお願いしました。


メインはフィッシュカリー。

パリップ。かなり塩がキツいのと辛さもあって少し食べにくかったです...

ラトゥアラ(ビーツ)。塩とポルキリが強めで味が濃い。

ゴーワ(キャベツ)。かなり油。

インゲンと人参。こちらも油。

パパダン。ココナッツオイルで揚げた香りが良かった。

2杯ほど食べましたが、どれも塩と油と辛さがキツくて、口の上の皮が剥けました。

食後にエレファントハウスの3色アイス。

初日のディナーは塩と油と辛さ推しで、美味しいけど逃げ場が無くてしんどい組み合わせでした。(特に塩がつらい...)
これでは明日から食べられないと思ったので、
「口が痛くなってしまうので、明日から塩を少し減らして欲しい」
とマネージャーに伝えました。
翌朝からは多少控えめになりましたが、それでもまだ塩はキツかったので、普段から塩強めで作る人なんだなと思いました。
周辺の観光スポット
Mailagama Cinnamon Residenceの周辺にある、僕が行った観光スポットをいくつか載せておきます。
このエリアはサファリも有名ですが今回は行っていません。
1. Kataragama Dewalaya(カタラガマ神殿)
2. Kiri Vehera(キリ・ウェヘラ)
3. Thissa Lake(ティッサレイク)
4つの気になった点
Mailagama Cinnamon Residence で気になった点を4つ載せておきます。
1. ホテルはカタラガマ中心地から約5km離れていて不便
気になった点1つ目、ホテルはカタラガマの中心地から約5km離れていて、宿の近くにもお店がほとんどないのでかなり不便なこと。
ホテルの前の道はローカルバスが通っていない感じで、街まで行くにはトゥクトゥクか自転車しかありません。
マネージャーに聞くと、中心地までトゥクトゥクで500スリランカルピーくらいと言っていました。
僕は散歩がてら、行きも帰りも歩きましたが1時間近くかかりましたし、カタラガマは暑いので徒歩はやめたほうがいいです。(帰りは倒れそうになりました...)
2. 朝7時頃まで敷地外に出られない
気になった点2つ目、朝は7時頃までホテルの敷地外に出られないこと。
朝5時頃に散歩したかったのですが、門に鍵がかかっていました。
乗り越えたり出来ない門の高さだったので諦めましたが、結構ストレスでした。
3. 良く言えば色々尽くしてくれる、悪く言えば過剰で若干ズレているマネージャー
気になった点3つ目、良く言うと色々してくれて親切、悪く言うと過剰で若干ズレているマネージャー。
この方は話が長く、到着してすぐに面倒くさいなと思ってしまいました。
サービスに関して、宿泊者の要望を聞くというより、向こうがやりたいことを投げてくる感じです。
僕は食事関係でいくつかリクエストをしたのですが、結局は実現してもらえず。
例えば「卵は好きか?」と聞かれたので、
「好きです、明日の朝食にオムレットが食べたいです」
と答えたのですが、「フライドエッグなら出来る」と言われ、なぜかオムレットは作ってもらえませんでした笑(出来ない理由はなんだ...?)
ただ、もう話をしたくなかったので「OKOK」と言って流しました。
あと、自転車を借りたいと事前に伝えていましたが、いざ到着するとあさって(滞在3日目)になると言われ、結局1日だけしか乗れないということも。
自転車が借りられるなら中心から離れてもいいかと思い、このホテルにしたのですが、そこが崩れてモヤっとしました。
ジャナキさんの料理と眺めが無ければ相当キツい滞在だったなあと思います。
4. ベッドが沈み過ぎて腰が痛い
気になった点4つ目、ベッドが低反発で沈み過ぎて腰が痛くなったこと。
出来るだけベッドの端っこで寝るようにしていましたが結構辛かったです。