この記事本文の結論3行まとめ
- 40代・50代・60代以上のシニア向け案件が豊富なフリーランスエージェントが複数存在し、年齢を問わずスキルと経験を活かせる環境が整っている。
- 特に「フリコン」や「ココナラテック」などは業務系案件が豊富で、シニア世代に強みがあり、安定した案件紹介が可能。
- シニアフリーランスでも実力次第で活躍できる市場環境が広がっており、柔軟な働き方や高単価案件も増加傾向にある。
こんにちは、現役沖縄フリーランスエンジニアのmahです。
今回は、
- 40代50代60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント
です。
40代、50代、60代以上のシニアフリーランスの方は、案件を探す上でこんな不安や悩みを持っていませんか?
「年齢による差別や偏見を感じるなあ....そりゃシニア世代より、若い優秀なフリーランスを選びたくなるのはわかるけど」
「周りが若手ばかりの案件はメンタル的にしんどい....ベテラン層でも気持ちよく働ける案件ってどう探せばいいのかな」
「20代、30代に比べて、体力的に仕事がしんどくなってきたなあ。」
「新しい技術やツールがどんどん出てきて、正直キャッチアップがしんどいなあ。この先やっていけるんだろうか」
といった感じ。
何もこれは、40代、50代、60代のシニア世代だけに関係がある悩みではありません。
今は20代、30代の若手フリーランスの方も、いずれは年齢を重ねてシニア世代に突入するため、決して人ごとではないのです。
本記事では40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェントを紹介します。
現在シニア層で案件探しに悩んでいるフリーランスの方、「そのうち自分もシニア世代に突入するしな...」と情報収集したい方はぜひチェックしてください。
40代50代60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント
- この記事本文の結論3行まとめ
- 40代50代60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント
40代、50代、60代以上のフリーランスが案件獲得する方法
40代、50代、60代以上のフリーランスが案件獲得する上で知っておくべきこと、注意点、強みになる資格などをまとめました。
「なかなか案件が取れないなあ...」
と悩んでいるかたはぜひチェックしてください。
案件の決まりやすい、決まらないフリーランスの特徴
案件の決まりやすいフリーランス、決まらないフリーランスの特徴を下記で解説しているので、面談前にチェックしておいてください。
1. ココナラテック(旧:フリエン)(furien)
40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント1つ目、ココナラテック(旧:フリエン)(furien)です。
2023年11月9日現在、ココナラテック(旧:フリエン)(furien)には、「40代活躍中」「50代活躍中」の案件が2457件あります。
ココナラテック(旧:フリエン)(furien)については下記の記事で解説しています。
2. フリコン
40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント2つ目、フリコンです。
フリコンの運営元である、株式会社ヘルスベイシスの河下様にインタビューしました。
「ヘルスベイシス様で案件のご紹介が可能な年代は、だいたい何歳から何歳くらいまででしょうか?」
「下が25歳〜上は68歳まで事例はございます。」
「特に強みのある年代などはありますでしょうか?」
「特に強みとしては50代となります。
業務系案件(VB.net,C#、covbolなど)も非常に多く保有しているため、弊社はそういった方々が一番ボリュームゾーンです!」
「40代〜50代が可能な案件数はどのくらいあるのでしょうか?」
「常に毎月2000案件程度は動いておりまして、その中から40代〜50代が可能な案件は7-8割ございます!」
「なるほど。40代、50代、60代になっていくとどんな言語でも仕事が取りにくくなる印象ですが、実際どうなのでしょうか?」
「WEB系は若い人を希望する案件が多いですが、業務系は40代、50代、60代であれば問題ございません。」
年齢では25歳〜上は68歳までで、業務系案件(VB.net,C#、covbolなど)も豊富(40代〜50代だと約1400〜1600件)とのことでした。
50代向けの案件は特に強みがあるので、シニア世代のフリーランスはフリコンをチェックしておきたいところ。
WEB系は若い求人が多いけれども、業務系は40代、50代、60代なら問題ないという点も安心ですね。
フリコンについては下記の記事で解説しています。
3. geechs job(ギークスジョブ)
40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント3つ目、geechs job(ギークスジョブ)です。
2023年11月9日現在、geechs job(ギークスジョブ)には、「ベテラン歓迎」の案件が2923件あります。
geechs job(ギークスジョブ)については下記の記事で解説しています。
4. AKKODiSフリーランス
40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント4つ目、AKKODiSフリーランスです。
2023年11月9日現在、AKKODiSフリーランスのシニア・定年層歓迎の案件は172件です。
5. 60代エンジニア.com
40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント5つ目、株式会社無限の始まりが運営する60代エンジニア.comです。
60代エンジニア.comは、60代以上のITエンジニアに特化した日本初のフリーランスエージェントサービス。
年齢に関係なく、スキルと経験を活かして働ける案件を提供します。
強みとしては下記の通りです。
年齢不問の案件: 60代でも参画可能な案件が豊富。
幅広い案件: Java、COBOL、PMO、ITコンサルなど多様な案件。
手厚いサポート: フリーランス未経験者にも対応し、スキルシート作成や面談対策を支援。
高単価案件: 報酬アップを目指せる案件が多数。
掲載中の案件例は下記のようなものです。
6. SEES
40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント6つ目、株式会社Miraieが運営するSEESです。
SEESは、40代、50代、60代以上のITフリーランスエンジニア向けの案件検索・紹介サービスです。
年齢に関係なく、経験とスキルを活かせる案件を提供します。
強みとしては下記の通りです。
年齢にとらわれない評価: スキルと経験を重視し、年齢を問わず案件を紹介。
高単価案件: 直請け案件が多く、低マージンで高収益を実現。
充実したサポート体制: 案件のマッチングだけでなく、継続的なキャリアサポートも提供。
2024年8月4日現在の案件数は、8100件でした。
7. テックシニアフリーランス
40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント7つ目、テックシニアフリーランスです。
8. エイジレスフリーランス
40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント8つ目、株式会社エイジレスが運営するエイジレスフリーランスです。
エイジレスフリーランスは、高齢のフリーランスエンジニアに特化した求人・案件検索サービス。
60代、70代でもスキルや経験を重視する企業の案件を提供し、年齢に関係なく働ける社会を目指しています。
強みとしては下記の通りです。
年齢不問: 年齢を理由に断られることなく、すべての求人・案件が年齢不問。
高い収益性: 直請け案件が多く、低いマージンで高い単価を実現。
長期サポート: 継続的な案件提供を通じて、長期的な雇用を支援。
2024年8月4日現在の案件数は、1574件でした。
9. エンジニアファースト
40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント9つ目、株式会社無限が運営するエンジニアファーストです。
https://engineerfirst.jp/engineerfirst.jp
10. エンジニアファクトリー
40代、50代、60代以上のシニア向け案件があるフリーランスエージェント10つ目、東京都港区赤坂のアイムファクトリーが運営するエンジニアファクトリーです。
40代、50代、60代以上のシニアフリーランスに対するリアルな声
ここで、40代、50代、60代以上のシニアフリーランスに対するリアルな声を紹介します。
シニア世代のフリーランスの方はぜひ参考にしてみてください。
フリーランスの案件とか、もう少し年齢の縛りゆるくしてもよい気はする
企業の終身雇用なんて実質崩壊してるから、いたしかたない部分はある。 ただ、技術があってまだ働けるシニア世代の受け入れ先が充分でないのは、もったいないなぁ。フリーランスの案件とか、もう少し年齢の縛りゆるくしてもよい気はする。
https://x.com/someone7140/status/1247227050475147264?s=20
シニア専門→案件Cobol以外数がないのにどうする?
フリーランスを集めようと各社躍起。①「エンドとフリー直契約」→エンドがそこそこ大手なら与信の問題等で直契約出来ません。エンドから手数料〇〇%もらうのもどうでしょうか。②シニア専門→案件Cobol以外数がないのにどうする?③週2、3日案件多数→コンサル、デザイン、ゲーム以外は案件ほぼ無い?
https://x.com/4YKAZur4W5Wfoy1/status/1602102143435300864?s=20
50歳や60歳を過ぎても活躍されている方はいます。要は実力次第ですかね
仕事柄、独立/フリーランスを考えてる方から、シニアになっても案件があるかと聞かれます。私のフリーランス時代の2006年頃に比べると、マッチング事業者も多種多様に増えてかなり様相は変わってますが、50歳や60歳を過ぎても活躍されている方はいます。要は実力次第ですかね。
https://x.com/munekanai/status/1522507683257274368?s=20
シニアフリーランスの実態調査、2022年の案件単価は「40万~50万円未満」、案件の獲得状況は年代が上がるにつれ獲得しにくい
シニアフリーランスの実態調査結果
Miraieはシニア層(40~60歳代)のフリーランスエンジニアの仕事獲得に関する実態を調べ結果を発表
案件単価は「40万~50万円未満」が最も多く
案件の獲得状況は年代が上がるにつれ獲得しにくい傾向
https://x.com/moveitAcronet/status/1514438291558309894?s=20
シニアエンジニアの単価のボリュームゾーンが2023年には50万~60万に上がっている
シニアエンジニアの状況。 単価のボリュームゾーンが
2022年が40~50万
2023年50万~60万に上がっている。
単価の変動は変わらないが増えている。やや減ったが減っている。いい状況。
だが、案件探しには相変わらず苦労している状況が見える。
https://x.com/180wani/status/1713918576137257388?s=20
シニアは何歳からなのか?
ちなみに、シニア世代とは何歳くらいを指すのでしょうか?
「世界保健機関(WHO)では65歳以上を高齢者とすると定義」という情報がありました。
政府内で高齢者の年齢の定義を変更しようという話が出ているようですが、シニア、高齢者の定義に関して、医学的、生物学的な根拠はないという前提で、世界保健機関(WHO)では65歳以上を高齢者とすると定義しています。
また、健康保険組合では65~74歳までを前期高齢者,75歳以上を後期高齢者としています。
さらに、一般的な転職市場では35歳~50代半ばまでがミドル世代、
40代~60代をミドルシニア、
55歳~60歳以上をシニア世代と呼んでいます。
あえて、40代~60代をミドルシニアと定義しているのは不可解ではあり、40代から50代をプレシニアとしたほうがしっくりくる気もしますが……。
(シニアは何歳から?からの引用)
今後、時代が進むにつれてシニア世代の定義も変わっていくかもしれませんね。