こんにちは、mahです。
このブログでは、僕がIT未経験から約1年でフリーランスエンジニアになるまでの過程、ノウハウなどを書いていきます。
今回は、
- 開発環境のデータを本番環境(今回はheroku)へ移動する方法
についてです。
【Rails】開発環境のデータを本番環境(heroku)へ移動【seed_dump】
結論
seed_dump
というgemを使うとサクッと実現出来ます。
このgemは簡単にいうと、
- DBのデータをseedファイルに超楽チンに書き出せるgem
です。
本番環境の商品データを、
定期バッチでスクレイピングして貯めていこうかと思っていました。
が、スクレイピングは結構な確率で失敗するので、効率が悪い。
ならば、
- 「開発環境で一気にデータを作ってしまって、それを本番環境に流せばラクなはず」
そう思って探していたら見つけました。
こんな便利なgemを作ってくれた先人に感謝です★
ドキュメント
GitHub - rroblak/seed_dump: Rails 4/5 task to dump your data to db/seeds.rb
日本語readme
使い方
1. 下記をgemfileに記述してbundle install
gem 'seed_dump'
2. ターミナルでdb:seed:dumpコマンド実行
$ bin/rake db:seed:dump FILE=tmp/hoge.rb
..なのですが、自分はターミナルで実行しても何も起こりませんでした...謎。
ですので、Rails Consoleの中で実行する方法を取りました。
$ bundle exec rails c # 第一引数にseedファイルに書き出したいモデルの名前、第二引数に書き出し先のファイル名を指定する > SeedDump.dump(AmazonBookCatalog, file: 'db/seed_dump/amazon_book_catalogs.rb') # 事前に空ファイルを作っておく必要があります。ファイルが存在しないと下記のようにエラーになります。 > SeedDump.dump(AmazonBookCatalog, file: 'db/seed_dump/amazon_book_catalogs.rb') (0.6ms) SELECT COUNT(*) FROM "amazon_book_catalogs" Errno::ENOENT: No such file or directory @ rb_sysopen - db/seed_dump/amazon_book_catalogs.rb # コマンドが実行出来た時の戻り値はnil > SeedDump.dump(AmazonBookCatalog, file: 'db/seed_dump/amazon_book_catalogs.rb') (0.2ms) SELECT COUNT(*) FROM "amazon_book_catalogs" (0.1ms) SELECT COUNT(*) FROM "amazon_book_catalogs" AmazonBookCatalog Load (3.1ms) SELECT "amazon_book_catalogs".* FROM "amazon_book_catalogs" LIMIT ? OFFSET ? [["LIMIT", 221], ["OFFSET", 0]] => nil
3. ファイルにデータが書き出されていることを確認する
新規でファイルが生成されているはずなので、確認してください。
4. 生成されたファイルから、本番環境(今回はheroku)へデータを投入する
$ heroku run rails db:seed
これで、開発環境のデータを本番環境に移動させることが出来ます。
注意点
herokuにseedを実行する際は、
herokuにpushしてからやりましょう。
ちょいちょいpushしないまま実行しててハマります。。笑
以上、
- 開発環境のデータを本番環境(heroku)へ移動する方法
でした。
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